こんにちは。森田不動産の鈴木です。
リースバックについて詳しく知りたい、またはリースバックがどのようなサービスか分からずにお悩みの方、このような方も多いのではないでしょうか?
このコラムでは、静岡市内でリースバックを検討されている方に向けて、リースバックに関する情報を詳しくご紹介します。
リースバックのサービス内容やメリット・デメリット、実際のトラブル事例までを解説し、お客様の疑問や不安を解消に繋がれば幸いです。
このコラムを読むことで、リースバックがどのようなサービスで、どんな人に向いているかを理解できるようになります。
静岡市でリースバックを検討されている方は、ぜひ最後までお読みくださいね。
そもそもリースバックとは?
リースバックとは、ご自宅を売却し、その後もその家に賃貸住宅として住み続けることができる仕組みです。
リースバックの最大のメリットはご自宅の売却後も住み慣れた家に住めることです。
通常の不動産売却であれば、所有権が第三者に渡った時点で、その家から退去する必要があり、引越し費用や手間がかかることに加えて、新しい生活環境に慣れるまでご家族に負担がかかってしまいます。
そのためこのような場合にリースバックを利用することで、ご自宅を売却して現金化しながらも、そのまま住み続けられるということが通常の不動産売却と大きく異なる点でありリースバックが選ばれる理由でもあります。
リースバック査定から売買契約までの流れ
リースバックの手続きは、まずはご自宅の査定から始まります。私たち不動産会社がご自宅の価値を査定し、買取り価格をお客様に提示します。
その後、提示させていただいた買取り価格及びお住まいになる際の賃料にご納得いただいた上で、売買契約の有無をご判断していただきます。
ご自宅のリースバックに関連する買取り査定・賃料査定はもちろん無料です。 リースバックについて検討される方は、まずは査定金額を知ることから始めることをお勧めいたします。
リースバックの仕組み
売買契約からの流れは、下記の図解を用いてリースバックの仕組みを詳しく見ていきましょう。
リースバックでは、[1]で自宅を売却する売買契約が成立すると、ほとんどの場合、売買代金は一括でリースバック利用者(居住者)に支払われます。
ご自宅を不動産会社に売却する売買契約後は、[2]の建物賃貸借契約を結ぶことで、[3]の家賃を支払いながら同じ家に住み続けることができるため、生活スタイルを変えることなくご自宅に暮らすことができます。
リバースモーゲージとリースバックの違いと使い分け
リバースモーゲージとは、ご自宅を担保に銀行から融資を受ける仕組みです。
リースバックとは異なり、所有権は維持されますが、返済は死亡後に行われることが多いです。
リバースモーゲージは、定期的な収入が必要な場合に有効ですが、大きな資金が一度に必要な場合にはリースバックが適しています。
例えば、お子様の学費や事業資金として一度にまとまった資金が必要な場合には、リースバックが適しているといえます。
リバースモーゲージのメリットとデメリット
リバースモーゲージのメリットは、ご自宅の所有権を維持しながら資金を調達できる点です。
しかし、デメリットとしては、金利が高く、将来的に相続人に負担がかかる可能性があることです。また、リースバックと比べると手続きの煩雑さや条件が厳しく、この静岡市でリバースモーゲージの使うことが難しいということもデメリットになります。
リースバックのメリット・デメリット
リースバックには多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。ここでは、それぞれを詳しく見ていきましょう。
◎リースバックのメリット
リースバックの最大のメリットは、資金調達ができる点です。ご自宅を売却することで、大きな資金が手に入ります。さらに、住み慣れた家にそのまま住み続けられるため、引っ越しの手間や新しい環境への適応ストレスがありません。また、売却後も建物賃貸借契約を結ぶことで、住居費を定額に抑えることができます。 具体的には、以下のようなメリットがあります。
1.現金化が迅速にできる:
リースバックのメリットの一つは、現金化までの時間が短い点です。一般的な仲介での売却は買主探しや手続きに数か月かかるのに対し、リースバックでは不動産会社が買い取るため、条件が整えば迅速に現金化できます。
その為リースバックは、住宅ローンの返済や事業資金の調達が必要な際に利用されることが多い傾向にあることも特徴です。
2.住居費が定額になる:
リースバックの最大のメリットは、資金調達ができる点です。ご自宅を売却することで、大きな資金が手に入ります。さらに、住み慣れた家にそのまま住み続けられるため、引っ越しの手間や新しい環境への適応ストレスがありません。また、売却後も建物賃貸借契約を結ぶことで、住居費を定額に抑えることができます。 具体的には、以下のようなメリットがあります。
ご自宅を所有していると、固定資産税や修繕費などの維持コストがかかりますが、リースバックではご自宅を売却して賃貸住宅として借りるため、毎月の家賃と管理費のみの支払いとなり、維持コストは新たな所有者が負担します。
ただし、賃貸でも火災保険や保証料がかかり、入居時には敷金・礼金が必要な場合が多いので事前に不動産会社に確認が必要です。
△リースバックのデメリット
一方で、リースバックにはデメリットもあります。まず、売却価格が市場価格よりも低くなる場合や、建物賃貸借契約後の賃料が市場価格に比べて高くなる場合もあります。具体的にデメリットについても知り考えていきましょう。
1.売却価格が低くなる:
仲介売買による売却価格よりも低い価格での売却になる傾向があります。
お客様ご自身のご状況に合ったご判断が重要です。
2.賃料が高くなる:
建物賃貸借契約後の賃料が市場価格よりも高くなる場合もあります。
買い取り価格だけではなく、賃料についてもしっかりと確認しましょう。
3.再購入の負担:
将来的に家を再購入する際には、資金が必要になります。
4.建物賃貸借契約のリスク:
建物賃貸借契約の更新が保証されない場合があるため、将来的に引っ越しを余儀なくされることもあります。不動産会社との契約内容についても確認しましょう。
リースバックがおすすめの人
リースバックは、住宅ローンの返済が難しくなった方や、急な資金が必要な方におすすめです。また、高齢者で定期的な収入がない方や、住み慣れた環境を維持したい方にも適しています。具体的には、以下のような人々に適しています。
急な資金が必要な人:
急に大きな資金が必要になった場合に、有効な資金調達手段となります。
高齢者:
定期的な収入がなく、生活費の確保が難しい高齢者に適しています。
住み慣れた環境を維持したい人:
引っ越しを避け、住み慣れた家に住み続けたい方におすすめです。
リースバックでの実際のトラブル事例
リースバックのトラブルについても知っておきましょう。
例えば、売却後に賃料の負担が大きく、支払いが困難になるケースがあります。
また、建物賃貸借契約の更新が拒否され、引っ越しを余儀なくされることもあります。
このような事例を避けるためには、契約内容をよく確認し、信頼できる不動産会社を選ぶことが重要です。
以下に、具体的なトラブル事例を紹介します。
1.賃料が高い:
売却後の賃料が高く設定され、支払いが困難になったケース。
2.契約更新の拒否:
建物賃貸借契約の更新が認められず、引っ越しを余儀なくされたケース。
3.隠れた費用の発生:
契約時に説明されなかった隠れた費用が発生し、追加の支払いが必要になったケース。
4.信頼できない不動産会社:
不動産会社が契約を遵守せず、トラブルに発展したケース。
まとめ:リースバックなら森田不動産にお任せください。
この記事では、リースバックの概要、メリット・デメリット、実際のトラブル事例を紹介しました。リースバックは、急な資金が必要な場合や住み慣れた家に住み続けたい方にとって、有効な選択肢の1つですが、締結するリースバックの契約内容をよく確認し、信頼できる不動産会社を選ぶことが重要です。
静岡市でリースバックを検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね!
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