登呂遺跡の田んぼで「赤米づくり体験」

こんにちは。森田不動産の鈴木です。
去年、静岡市にある登呂遺跡で体験した、皆様にぜひ共有したい思い出話を1つご紹介いたします。

それは、登呂遺跡の田んぼで「赤米づくり体験」。
そんな歴史ある土地で、実際に田んぼに入り、古代米のひとつである「赤米」を育てる体験をしてきました。

最初は「田んぼに入るなんて、泥だらけになるし大丈夫かな?」とちょっぴり不安もありましたが、実際に足を踏み入れてみると、ひんやりとして気持ちいい!

最初に教えていただいたのは、赤米の歴史。赤米は日本の稲作のルーツとも言われるお米で、昔は神様にお供えする神聖なお米だったそうです。「今ではあまり見かけないけれど、日本人にとってとても大切な穀物だったんですよ」と指導してくださった方が教えてくれました。

田植えのときは、苗を手に取り、そっと土に植えていきます。最初はなかなかうまくできず、「あれ?深く植えすぎたかな?」「もっと間隔をあけたほうがいいのかな?」と試行錯誤しながらの作業。でも、だんだん慣れてくると、まるで自分が弥生時代にタイムスリップしたような気分に!😊

一緒に体験していた子どもたちは泥んこになりながらも、大はしゃぎ!「泥の中って気持ちいい!」と笑顔いっぱいで、夢中で苗を植えていました。そんな様子を見て、私も童心に帰ったような気分に。大人になると、なかなかこういう体験ってしないですよね。

そして、数か月後……待ちに待った収穫の日!🌾✨

黄金色の稲穂が揺れる田んぼに行き、今度は鎌を持って収穫作業をしました。赤米は普通のお米よりも背が高く、収穫も少し大変。でも、「大切に育てたお米だからこそ、しっかり刈り取るぞ!」という気持ちで、一束ずつ丁寧に収穫しました🌾🌾🌾

収穫した赤米は、しばらく乾燥させた後、精米していただきました。精米したお米を見ると、ほんのり赤みがかった美しい色合い。「これが弥生時代の人々も食べていたお米なのか」と思うと、感慨深いものがあります。

そして、いよいよ試食の時間!🍚✨

炊きあがった赤米は、ふっくらもちもち。ほんのり甘く、香ばしい風味が広がります。白米と混ぜて炊くと、ピンク色のご飯になって、とっても綺麗です!

「どんなおかずと合うかな?」と考えながら、シンプルにお塩をふって食べてみると、これがまた絶品!味噌汁やお漬物と合わせると、日本の原風景が目に浮かぶような、懐かしくて温かい味わいでした。

この赤米づくり体験を通じて、改めて「食べ物の大切さ」を実感しました。普段、何気なく食べているお米も、こうして手間ひまかけて作られているんですよね。自分の手で植え、収穫し、食べる。そんなシンプルなことが、こんなにも感動的だなんて!

また機会があれば、ぜひ参加したいなと思います😊

もし興味がある方は、ぜひ登呂遺跡の赤米づくり体験に参加してみてください!きっと素敵な思い出になるはずです✨

登呂遺跡とは?
登呂遺跡は、静岡市にある弥生時代後期(約2000年前)の集落跡で、日本の稲作文化を知る上でとても重要な場所です。1943年に発掘が始まり、水田跡や住居跡、農具などが発見されました。当時の人々の暮らしを再現した展示もあり、歴史を身近に感じられるスポットとして、多くの観光客が訪れます。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう!

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